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5.0
最後を飾るのはこれもある意味メインのラトゥールに匹敵するような珍しいワインの日本の貴腐ワインでした。調べてみると サントリー登美の丘ワイナリーは甲府の西北、山梨県甲斐市にある「登美の丘」に広大な自家葡萄園を有し、優れた醸造設備を備えた総合ワイナリー(ワイン醸造所)です。その全身となる「登美農園」の開園は1909年。以来100年にわたり「良いワインはよい葡萄から」というワインづくりの鉄則を守って、自らの手により土づくりから葡萄の実りを研究し、ワインの醸造・熟成にいたるすべてに地道な努力を重ねてきました。貴腐葡萄と貴腐ワインの誕生は、私どもの自家葡萄園ならではのその栽培・醸造技術の結晶であり、頂点を示すものであります。貴腐葡萄は白ワイン用品種リースリングやセミヨンという葡萄がボトリティスシネレア菌の働きで“貴腐現象”を生じた時にのみえられます。実りの良い年の秋に完熟した房にこのカビがつくと、果皮のロウ質が溶け、果汁中の水分が蒸発、糖分が著しく濃縮していきます。しなびた乾葡萄状のこの状態がプリテュール・ノーブル(仏)、ノーブル・ロット(英)、エーデル・フォイレ(独)−すなわち、高貴となる腐敗“貴腐”です。貴腐化の途中で雨が降り続くと真の腐敗に転落するリスクがあり、また、乾葡萄状のための果汁が極端に少なく、さらに糖度の高さから醸造にも高度の技術が必要とされます。こうした苦心のすえ、ごく少量が得られるからこそ、貴腐ワインは幻の美酒としてワイン通の垂涎の的とされ、ルイ14世も「ワインの帝王、帝王のワイン」と称えたのです。貴腐ワインの銘醸地は、17世紀中ごろにハンガリーのトカイ地方、18世紀後半にドイツのライン・モーゼル地方、そして19世紀にフランス・ボルドーのソーテルヌ地方と名乗りがあげられました。再び奇しくも1世紀後の1975年、わがサントリー登美の丘ワイナリーが新たな貴腐ワインの故郷となり世界の銘醸地の仲間入りをしたのです。サントリーは、1975年に日本で初めて「貴腐葡萄」の収穫に成功し、1978年にわが国初の貴腐ワイン「ノーブル・ドール1975」を発売。1997年は5年ぶりの貴腐葡萄収穫となった。じっくりと時間をかけて低温発酵後、4年間のタンク熟成を経て、瓶詰め。さらに約2年間の瓶熟期間を経て発売。サントリー登美の丘ワイナリーは甲府の西北、山梨県甲斐市にある「登美の丘」に広大な自家葡萄園を有し、優れた醸造設備を備えた総合ワイナリー(ワイン醸造所)です。その全身となる「登美農園」の開園。1909年。以来100年にわたり「良いワインはよい葡萄から」というワインづくりの鉄則を守って、自らの手により土づくりから葡萄の実りを研究し、ワインの醸造・熟成にいたるすべてに地道な努力を重ねてきました。貴腐葡萄と貴腐ワインの誕生は、私どもの自家葡萄園ならではのその栽培・醸造技術の結晶であり、頂点を示すものでありますとのこと。思い出に浸りながら最高のワインと料理を食すこのワイン会。今回も一緒のメンバーもいい人ばかりでしたし、やっぱりワインっていいなって改めて思いました!次回も楽しみです~♪
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最後を飾るのはこれもある意味メインのラトゥールに匹敵するような珍しいワインの日本の貴腐ワインでした。調べてみると サントリー登美の丘ワイナリーは甲府の西北、山梨県甲斐市にある「登美の丘」に広大な自家葡萄園を有し、優れた醸造設備を備えた総合ワイナリー(ワイン醸造所)です。その全身となる「登美農園」の開園は1909年。以来100年にわたり「良いワインはよい葡萄から」というワインづくりの鉄則を守って、自らの手により土づくりから葡萄の実りを研究し、ワインの醸造・熟成にいたるすべてに地道な努力を重ねてきました。貴腐葡萄と貴腐ワインの誕生は、私どもの自家葡萄園ならではのその栽培・醸造技術の結晶であり、頂点を示すものであります。貴腐葡萄は白ワイン用品種リースリングやセミヨンという葡萄がボトリティスシネレア菌の働きで“貴腐現象”を生じた時にのみえられます。実りの良い年の秋に完熟した房にこのカビがつくと、果皮のロウ質が溶け、果汁中の水分が蒸発、糖分が著しく濃縮していきます。しなびた乾葡萄状のこの状態がプリテュール・ノーブル(仏)、ノーブル・ロット(英)、エーデル・フォイレ(独)−すなわち、高貴となる腐敗“貴腐”です。貴腐化の途中で雨が降り続くと真の腐敗に転落するリスクがあり、また、乾葡萄状のための果汁が極端に少なく、さらに糖度の高さから醸造にも高度の技術が必要とされます。こうした苦心のすえ、ごく少量が得られるからこそ、貴腐ワインは幻の美酒としてワイン通の垂涎の的とされ、ルイ14世も「ワインの帝王、帝王のワイン」と称えたのです。貴腐ワインの銘醸地は、17世紀中ごろにハンガリーのトカイ地方、18世紀後半にドイツのライン・モーゼル地方、そして19世紀にフランス・ボルドーのソーテルヌ地方と名乗りがあげられました。再び奇しくも1世紀後の1975年、わがサントリー登美の丘ワイナリーが新たな貴腐ワインの故郷となり世界の銘醸地の仲間入りをしたのです。サントリーは、1975年に日本で初めて「貴腐葡萄」の収穫に成功し、1978年にわが国初の貴腐ワイン「ノーブル・ドール1975」を発売。1997年は5年ぶりの貴腐葡萄収穫となった。じっくりと時間をかけて低温発酵後、4年間のタンク熟成を経て、瓶詰め。さらに約2年間の瓶熟期間を経て発売。サントリー登美の丘ワイナリーは甲府の西北、山梨県甲斐市にある「登美の丘」に広大な自家葡萄園を有し、優れた醸造設備を備えた総合ワイナリー(ワイン醸造所)です。その全身となる「登美農園」の開園。1909年。以来100年にわたり「良いワインはよい葡萄から」というワインづくりの鉄則を守って、自らの手により土づくりから葡萄の実りを研究し、ワインの醸造・熟成にいたるすべてに地道な努力を重ねてきました。貴腐葡萄と貴腐ワインの誕生は、私どもの自家葡萄園ならではのその栽培・醸造技術の結晶であり、頂点を示すものでありますとのこと。思い出に浸りながら最高のワインと料理を食すこのワイン会。今回も一緒のメンバーもいい人ばかりでしたし、やっぱりワインっていいなって改めて思いました!次回も楽しみです~♪
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