“ソーヴィニヨン・ブランの魔術師”と言われ、近年、ロワールワインを世に知らしめる立役者となったパスカル・ジョリヴェ。 ソーヴィニヨン・ブラン種の特徴を最大限に引き出し、味わい深いワインを造る、ロワールきっての名手です。 1982年より、ワイン造りがスタートしたという若い生産者ながら、ミシュラン星付きレストランでも取扱われるほどの実力を備え、早くから注目を集めました。 そんな彼のモットーは“ Challenge of Natural！”。 パスカル・ジョリヴェのワインは、伝統的でありつつも、限りなく“自然なまま”にこだわった純粋でクリアな味わいのワインが特徴です。 こちらの赤ワインは、ロワール渓谷のトゥーレーヌとサンセールの地域にある畑から収穫されたピノ・ノワールを100％使用。 手摘みで収穫されたピノ・ノワールは、最低でも15日間低温で醸しを行い、その後12～15日間アルコール発酵を行います。 そのうち10％は、ブレンドされる前にステンレスタンクから新樽に移し熟成させます。 ちなみにワイン名の“アティチュード”とは「姿勢」や「取り組み」といった意味。 パスカル・ジョリヴェのワインに対する「姿勢」を最も端的に現したワインといえるでしょう。 「トゥーレーヌ」を名乗れますが、あえてそれをせずアティチュードと名付けました。 薄赤紫。 ベリー系の香り。 タンニンが割と強めで味は何だかニューワールドっぽい。 後味は長くないです。 あまり好みのワインじゃなかったなあ。

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