2013 クレマン・デュ・ジュラ・シャルドネ・ブリュット　フィリップ・ミシェル 週のはじめの祝日にふらりと乗った電車の終着駅で、たまたま入ったデパートで目に止まったフランスの泡。よく冷やして晩ごはんのキャベツと挽肉のコンソメ煮、鯖寿司、酢大豆、生雲丹などといただきました。 2013のミレジム表示あり。末広がりタイプの、少し高級感のあるボトルです。内圧がとても高く、コルクはとても簡単に抜けます。 外観は、クリアで明るい麦わら色。泡立ちは強く、キメも細かいですね。 香りはレモン、黄色の果実、トーストしたパンを割いたときの、ちょっとこんがりイースティな感じ。極々微かにフリンティなミネラルのタッチ。 味わいは、酸が柔らかく、爽やかな甘み。ほんの少し味わいにもミネラルっぽさ。ボディは軽め。後味がスパッと切れる感じのシャープさもあります。全体にブラン・ド・ブランらしい、繊細で、優しい印象のワインです。 和食、特にお酢を使った野菜料理や、酢じめの魚介類に好相性ですね。 ジュラのワインということで、強い酸、硬いミネラル感、過度の酸化熟成などなど、飲む前から身構えていたところがありましたが、やはり飲んでみなければ、ワインはわかりませんね。

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