Giuseppe Quintarelli Rosso Ca' del Merlo
ジュゼッペ・クインタレッリ ロッソ・カ・デル・メルロ

クインタレッリ訪問の予習に

ドライフルーツの甘みに初心者の私には複雑すぎるほど複雑な香りが絡みあっています 木の実の枝、干草、腐葉土、森林、菫、煙、煙草の葉、雨、 高潔なくらいの透明感の水晶の舌ざわり なんというか、、、人智を超えた飲みものに触れてしまった

以前飲んだもののヴィンテージと畑違い。 より標高の高い畑とのこと。 こちらの方が凄〜くエレガント。完全に好みの味でした。 やや力強いドライフルーツのニュアンスがあるところはお馴染み。

山の頂上付近に広がる「カ・デル・メルロ」と呼ばれる畑から作られ、メルロとはこの地方に生息する黒鳥（black bird）に由来する。 この特定のテロワールがヴァルポリチェッラと同じような個性を与える一方で、使用されるブドウ品種の割合が若干異なる。生産量は極小量。 名前だけ見てうっかりメルロで作ってあるのかと勘違い。 綴りがメルロット(初心者読み)じゃないですよね。 コルヴィーナの甘い香りと言うよりも熟成したボルドーのような香りです。 これは美味しいと思います。 深いルビー色と熟成ボルドーの土臭い香りもあるイタリアワイン。 中々のお値段ですが、生産数も少ない事もあり、見つけたら即買いだと思います。 About 8,300yen Nov 2012 in Osaka at Furukawa with Sie-Kensou

『12年前の自分をふと思い返す』 いよいよ大晦日。今年最後の日となりました。そんな僕は普通に出勤し、店が閉まってから初商の準備をして帰宅しましたので、さすがにクタクタになりましたが、今年最後の夕飯ってことで、すき焼きにいたしました。幼いときから大晦日の夕飯はすき焼きと決まっていました。 そんな今年の〆の一本にと選んだのは、イタリアのジュゼッペ・クインタレッリのロッソ・カ・デル・メルロ2001です。 思えば12年前のこの日僕は何をしてたかなぁ…と思い返してみましたが、あまり記憶がありません。どうでもいい話ですが。 そんな今夜のメニューは... ・すき焼き です。もうこれで十分ですよね！ それでは香りから...おっ、豊かで濃厚な黒果実系の香り、そしてちょっとスパイシーな香りもします。それでは一口...えっ？と拍子抜けするくらいの柔らかな口当たり！見た目のどす黒さとはえらい違いの爽やかさすら感じる飲み心地です。 開栓時期が早かったのでしょうか？だとしても美味しすぎます！もう少し寝かせておけば、もっと美味しかったのかもしれませんが、僕はこれでも十二分に美味しさを堪能しています！ 今年の〆の一本には十分すぎます！美味しいワインで、皆さまよいお年を！