同期の帰国祝いと後輩の壮行会。 シャトー・オー・ブリオンのセカンド、1996年。 少し茶色掛かったルビー色。 腐葉土、トリュフ、枯れ葉、キノコ、奥に咲く花。痺れるような果実味。美しくも芳醇で頭の上に抜けていく官能的な余韻。 20年の月日でも色褪せない、心に深く響く雫。

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