シャトー・モーカン 2002 マコーの港に近いこのシャトーは、マルゴーにあるが、若干マルゴーのアペラシオンから外れる地域にも畑を所有するため、アペラシオンはオー・メドックとなる。 しかしその畑はボルドー５級CH.カントメルルに隣接した畑のようだ。 オーク樽で16ヶ月熟成。 ミシュラン・星付レストランの50店にオンリストされる評価を受けたそうな。 セパージュはカベソー55%、メルロー40%、プティ・ヴェルド5%。 エッジは若干橙がかった深いルビー。 アロマはカシス、ブラックベリー、左岸っぽい強めな西洋杉、ミント、ブラックペッパー、檜に似た樽香、アーモンド、ミルクなどのシルキーなミネラル。 熟成感よりフレッシュな黒の果実味、酸はそれなりだが、タンニンは熟れてる。シルキーなストラクチャー、爽やかなミント系ハーブ、甘草、シナモン系の余韻。 3000円行かないくらい。ル・オーメドック・ジスクールよりは美味いかもしれんが、マルゴーっぽくは無く、メドックのシューペリュールらしいニュアンスをよく出してるかな。 けどコスパは良いと思うね。

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