外観は濃いガーネットで、粘性の強さがアルコール度の高さをうかがわせる。ヨーグルトなどの乳製品、腐葉土、強い木樽の香りが立ちのぼる。緻密なタンニン分とやや強めのアルコール感は、南オーストラリアの典型的なカベルネといったところ。ただ、ニューワールド特有の強い果実味は、このワインには感じられなかった。

テスト64945

(追記)ボルドーのカベルネと比較すると、圧倒的にブラックチェリーの香りが強いのがわかる。また、粘性もペンフォールズの方が強くアルコール度の高さをうかがわせる。素直に「美味しい」と感じる1本。

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